その昔、ラッパーと言えば、「怖い人たち」みたいなイメージがあり、DJというサングラスにちょっと色黒、坊主頭にカミナリ型の剃りこみ、手をフレミングの法則張りの形にして、上下、前後に激しく動かす。
マイクパフォーマンスとして、激しい言葉を早口に歌う。
怖かった。。。
しかし、最近は、すごく丸くなり、TRFのDJ COOさんがテレビでちょくちょくと見かける様になったが、至って普通(ちょっと天然っぽいけど)なので、びっくりです。
DJも、おばあちゃんのDJがいたり、子供のDJがいたりと、レパートリーも増え、一般的な音楽ジャンルとして認知されてきたのではないでしょうか?
こんな話をしているのも、先日、実家を片付けていたところ、父親のレコードが沢山出てきました。
基本的には、演歌系の物が多かったのですが、キャンディーズやら桜田淳子など、父親のミーハーな一面も垣間見ることができました。
レコード達ですが、現在、家にオーディオのセットがなく、CDなら聞けるのですが、レコードは聞くことができず、欲しい人がいるのかと言う話になり、レコードなら、DJやらラッパーだろうという事になったのですが、ユーロビートでもハウスミュージックでもない演歌なんて・・・。
その内に日本の音楽シーンの一部として演歌のラップやらが生まれてくる可能性を信じて、また、タンスの奥に引っ込んでもらうこととなりました。
ラップも元々は、黒人たちの心を表現した音楽だと勝手に思っているので、日本の心を歌った演歌だって、きっと日の目を見ることもあるでしょう。